横断幕は手作りできる?
2017.06.21

ミーティングベースとなる布と、彩色用の塗料があれば、横断幕は手作りできます。オリジナル横断幕作りへのチャレンジを決めた時には、まずはその第一段階の、デザインを考えるという所から始めてみましょう。
デザインの作成は手書きでもパソコンでも、やりやすい方法を選んで構いません。デジタル製作の方が、形状に合わせての拡大や反転などを行うにも便利になりますが、手書きでもデータをスキャンすれば、同様の処理が可能です。
使用場所のルールにて、幕のサイズが決められているのであれば、その範囲でデザイン作りにも取り組みます。サイズから自由に選べる時には、考案したデザインが一番映える大きさを選択して、布の購入に進んで下さい。
布は用意されたものがあるのならそれを、一から用意するなら専門店で購入するのがおすすめです。ワイシャツや白衣の質感に似たブロードやシーツに用いられるシーチング、もう少し厚めのオックスフォードと、いくつもある色とりどりの生地の中から、予算と検討しつつ調達を行いましょう。防水や防炎の効果のついた頑丈な布は、質に比例して単価も上昇します。
完成形より、縦横ともにニ十センチは余裕をもって、布の注文は行うようにして下さい。風になびいたり振られたりとする幕が、ほつれたり破れたりとしないよう、購入後には布の端を処理する行程があります。端は五センチ幅に二回折り返して、アイロンテープやミシンで留めることになりますから、完成形のサイズぎりぎりの注文だと、現実はそれより一回りも二回りも小さくなってしまいかねません。
布の用意と並行し、デザイン画を拡大プリントして、幕と同じサイズの型紙を作っておきます。できたデザインを、型紙から布に写し取るべく、用いるのは複写用のチャコペーパーです。
転写が終了したら、引いたガイドラインに沿って色を塗ります。はみ出しを抑えたい時には、マスキングテープを貼って、周囲をカバーしてから塗り進めるのが良いでしょう。
広範囲の彩色はスプレータイプの染料を、乾くのに時間がかかっても、ムラのないきれいな仕上がりを求めたい状況では、水性のペンキを使用して下さい。細かい部分の色付けには、アクリル絵の具が向いています。野外での使用が予想される場合には、色が乾いた後に防水のスプレーをかけて防護します。
最後に四隅にハトメをつけ、紐を通したら完成です。ハトメは金槌で均等に力を加えることによって、簡単に装着が可能ですが、専用のアイレットプライヤーを布やチャコペーパーと共に購入しておくことで、なお安全に目的は達成できます。

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