横断幕のデザインのコツ
2017.06.21

遊ぶ子供たち横断幕は、離れた所にいる相手に応援のメッセージを届けたり、大勢の人に向けてお知らせを行うための道具であるので、最低限デザインからそれが伝わるものでなければなりません。目立つかどうかを意識して、構図を考えるのも良いですが、第一にはわかりやすくあることが重要です。
横断幕のデザインは、文字とイラスト、あるいは写真で構成されます。通常、比重が大きくとられるのは文字で、絵や画像はテキストの情報を補助する目的で、使用されるケースが多いです。文字を中心にし、左上や右下にワンポイントイラストを添えるだけの最もシンプルな構成は、オリジナル横断幕の作成を請け負う業者のサイトにて、スタンダードな作品としてよく取り上げられています。
シンプルな様相を求めていくにしても、何という言葉を入れるか、どんな字体にして何色を使用するのか等と、考えるべき点はいくつもあります。メッセージは接続詞を多用せず簡潔に、字体は飾り気がなく読みやすいことを重視して、色は生地に合わせて白か黄色か黒のいずれかを選ぶというのが通例ですが、別段それを厳守せねばならぬわけではありません。大事なのは、幕を見る者に言葉が正しく伝わるか否か、その結果期待する効果が表れるかどうかの二点です。
イラストや画像は、目的に対応したものを選択します。オリジナルを追求し、一から生み出しても良いですし、使用可能な素材があるならそれを用いるのでもOKです。ただ下地の色と重なる色を用いてしまうと、せっかくのイラストや写真が背景に埋もれて、はっきりと見えなくなる可能性が高くなりますので注意して下さい。
黒や赤や青といった主張の濃い生地には淡い色を、白や黄色といった淡い明るい色の生地には、はっきりとした印象の色を文字やイラストに使うと、離れた位置からでも見やすい幕に仕上がります。カラフル過ぎるとごちゃごちゃとした、まとまりのつかない幕になってしまいますから、無意味に何色も色を加える行為は控えましょう。
作成したデザインは一度、原寸大に拡大して紙に印刷し、実際使用した時にどう見えるかのセルフ確認をしてみると、改善点にも気付きやすくなります。複数の人に確認してもらい、その意見を聞いてみるのもお勧めです。
印刷後に問題を見つけてしまったとしても、完成した後ではもはや修正も難しくなりますから、多少手間でもよりよい横断幕の作成のため、できることには取り組んでいきましょう。焦らず慢心もせず、最後までその構成で良いのかと問いかけ続けていくことが、デザインのコツです。

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